2018年11月30日(金)、「第2回 みんなでテレビを見る会 in KANSAI」が関西大学梅田キャンパスで開催されました。「みんなでテレビを見る会(通称、みんテレ)」は、みんなでテレビ番組を見て、語り合う連続ワークショップです。
第2回は、ゲストに春川正明さん(読売テレビ)をお招きし、『情報ライブ ミヤネ屋』の秘密についてお話をいただきました。まず、会では学生たちから情報番組についての発表があり、その質問に応答する形で始まりました。同時間帯に放送されている『直撃LIVE グッディ!』や『ちちんぷいぷい』との違い、『ミヤネ屋』の独自性、番組内でのコメントの仕方、宮根さんについて、など話題は多岐にわたりました。
『ミヤネ屋』は、大阪の放送局から全国に発信している稀有な情報番組です。言うまでもなく、いま「人」「モノ」「情報」は東京が圧倒的な中心となっています。そうした地理的に不利な状況のなかで、『ミヤネ屋』は決まった枠にとらわれず、生放送の臨場感を大切にしている点にその強さの秘密があることがお話からよく分かりました。
これからも関西大学社会学部松山研究室では、「みんテレ」を継続的に行い、関西からテレビ文化を再評価していくイベントを続けていきたいと思っています。ぜひ今後とも宜しくお願いします。(松山秀明)