【4期生ブログ2】コロナ報道を分析して①

こんにちは!大阪でも雨の日が続きますが、リモート授業でずっと家にいるのであまり実感はありません。その一方で、全国の大雨の被害状況をテレビで見て、心配になります。コロナも含め早く平穏な日常が戻るといいですね。さて、4期生ブログ2回目は、私たちの初めての研究「コロナ報道」について、お話しします。

4月からゼミがスタートしましたが、新型コロナウイルスの影響で大学で行うことはできませんでした。そこで先生から出された最初の課題は、日々テレビで放送されている「コロナ報道」を一人ひとりが分析し、Zoomゼミで発表することでした。まだ分析をどう進めていけばいいか手探りでしたが、まずは、いつも「またコロナか」と飽きかけていたコロナ報道をしっかりと見てみることから始めました。

発表当日、みんなの研究はとても興味深いものでした。同時間帯のニュース番組を比較したり、一つの番組を掘り下げたり、海外の報道と比べたり。同じテーマでもいろいろな分析の視点があり、とても勉強になりました。

私は4月7日の「緊急事態宣言」に注目し、発令前後で番組の内容にどのような変化があったか、発令時各局の放送内容はどうだったかを分析し、発表しました。何気に見ていた「コロナ報道」にも、研究を進めると、テレビ局による違いが見えてきました。例えばNHKは会見をほぼノーカットで放送し、緊急事態宣言発令後はコロナ関連の番組数が増えました。関西テレビ(フジテレビ系)は会見中のテロップが多く、毎日放送(TBS系)は取材VTRの数が多いことなども分かり、他にも局による細かい違いが明らかになりました。

初めはどうなるか全くわからなかった「コロナ報道」についての分析も、番組を何度も見返したり、比較したり、グラフにしたりすることで、さまざまな発見をすることが出来ました。また、いろんな視点を持ったゼミのメンバーとこれからグループ研究を進めていくことがすごく楽しみになりました!対面授業はまだ先になりそうですが、リモートでも濃く、面白い研究をしていきたいです。1年間よろしくおねがいします!(勝部)