【4期生ブログ7】共同研究はじめました②

こんにちは!秋学期から関大では原則対面授業が開始され、松山ゼミも対面で行っています。早く元通りの大学生活が送れるようになるといいですね!

今回は「リアリティショー班(別名テラスハウス班)」の研究内容についてご紹介します。「テラスハウス」とはフジテレビ・Netflix共同制作の番組で、男女6人が一つ屋根の下で暮らし、その模様を記録した恋愛リアリティショーです。

「テラスハウス」を研究するきっかけは、テラスハウスの東京編に出演されていた方が亡くなるという悲しい出来事に接したからでした。そこから、私たちの班ではテレビのなかで起こっていることと現実の区別がつかずに、安易に批判してしまう視聴者が多いのではないか、そして、現実との区別がつかないような演出を製作側がしているのではないかと思い、研究を始めました。

研究方法としては「テラスハウス 軽井沢編」を班員で全話視聴し、どこで誰と誰がどんな話をしているのかすべて分析シートに記入していきます。現時点で分かったことは、テラスハウスには女子部屋やキッチン・ダイニングなど複数の部屋があり、部屋ごとに会話の内容が変わってくることや、デートに誘われるとその事実を絶対に誰かに伝えていること、そして出演者に外国の方やバイセクシャルの方がでてきたように、番組内で多様性を重視しだしていること、です。

今後も「テラスハウス」についての研究を進め、リアリティショーの演出の構造を明らかにし、最終的に、なぜ人びとが出演者に誹謗中傷をしてしまうのかまで明らかにできればと思っています。ご期待ください!(高松)