【7期生ブログ2】文献発表をして(1)

今回のゼミブログでは、5月9日、16日と2週にわたって行われた文献発表について報告します。文献発表では、自分で選んだ本1冊を熟読し、一人ずつパワーポイントを使って発表しました。

一人7分という短い時間に内容がギュッと詰まった発表で、普段、自分からは手に取らないジャンルの本の内容を知れてとても有意義な時間でした。また、自分自身で本を選ぶため、他のゼミ生がどのようなことに関心があるのかなども同時に知ることができたのが良かったです。私は、2週目に発表だったため、1週目に発表した人のパワーポイントや発表の仕方がとても参考になりました。今回の文献発表で私が苦労したことは、7分という発表時間と参考文献の検索です。一通り完成した時に一度時間を計ってやってみると、15分ほどかかってしまい、添削作業に苦労しました。

私が読んだ本は、岩渕功一編『対話としてのテレビ文化――日・中・韓を架橋する』(ミネルヴァ書房、2011年)です。10年前と現在とでは特に日韓の文化交流においてかなり変化があると考えたので、その他の参考文献として2、3年以内の本を探してみたのですが、雑誌などが多くなかなか見つからず、苦労しました。私は、今まで本の1章を読んでまとめることはレポート課題などでありましたが、1冊の本全体を読んで、パワポにまとめ、発表するということを今まで一度もしたことがありませんでした。何度も読んで、他の文献も読んでいると、関心のある分野でも初めて知ることがとても多く、疑問に思うことも多々あり、自分自身の関心をさらに深めることができました。

また、同じような内容の本でも著者によってそれぞれ違った視点や考え方があり、多くの本を読むことで自分自身の考え方の幅も広がるのだなと感じ、今回の文献発表を通して、本を読むことの大切さがわかりました。今回読んだ本の内容は私が最も関心のある内容なので、今回の内容も踏まえ、今後より深く日本とその他の国、特に韓国との文化交流についてより深く知り、学びたいと思います。(吉谷)