こんにちは!松山ゼミ7期生の赤澤です。今回も前回に引き続き、文献発表について書かせていただきます。
私は『「テレビは見ない」と言うけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーの視点から読む』(青弓社、2021年)という本を読みました。バラエティとドラマについてジェンダーの視点からさまざまな意見が述べられており、たとえばバラエティでは第7世代と呼ばれる芸人の価値観や芸風の変化、女性芸人の台頭などがいくつかの番組を例に挙げ、ドラマではフェミニズム視点での日本のドラマの変遷や3人の脚本家とフェミニズム、BLドラマの現在地とこれからについてなど、それぞれの考えが示されていました。
今回の発表では8人もの著者の意見を7分間にまとめ、さらに読んで感じた自分の考えを入れることが何よりも難しかったです。13章にも及ぶ内容はどれも伝えたいことが詰まっていてスライドを作っては消しての繰り返しですごく時間がかかりました。さらに私は名前が”あかざわ”で出席番号順での発表だったので順番が最初なうえ、人前で何かをすることが得意ではないため緊張しました。ですが他のゼミ生の発表を見てスライドの作り方やまとめ方、発表の仕方など、もっとこうしたらよかったと思う点が多くあったので次の機会に生かして行けたらと思っています。
また、ほかの人はさまざまなジャンルの本を発表していたのでゼミ生の興味関心が垣間見れたり、自分が今までとくに関心がなかったことにも他の発表で興味を持つことができたので私自身とても良い経験になりました。(赤澤)