こんにちは!暑さも和らぎ、秋の気配を感じ始めましたね。以前に比べるとコロナウイルスも徐々に落ち着きを見せ始めていますが、まだまだ気を抜かずに生活しないといけない日は続いています。
松山ゼミでは、例年夏休みにゼミ合宿を行っていますが、今年はコロナウイルスの影響で行えず、春学期のゼミ活動もZoomのみとなってしまいました。しかし、夏休み中にソーシャルディスタンスを保ちながら、ゼミ活動を対面で行いました。直接みんなと会えたのはそのとき3回目くらいでした。数時間ではありましたがすごく楽しい時間であった反面、ゼミ生活の2年間のうち4分の1がみんなや先生とほぼ直接会うことなく終わってしまったのかと思うとすごく残念でした。1日でもはやくコロナウイルスが終息し、残りのゼミ生活を有意義に過ごせられることを願っています。
さて!私たち4期生は現在3つの班に分かれ、12月の他大学との合同発表会に向けて、各班テーマに沿った共同研究をはじめました。「ドラマ班」「リアリティショー班」については、前回、前々回のブログをご覧ください!今回は「アーカイブ班」のご紹介をしたいと思います。
みなさんは今年の1月17日で阪神・淡路大震災から25年が経ち、朝日放送テレビがインターネット上に震災アーカイブを公開したことはご存知ですか?現在、ウェブサイトから誰でも自由に映像を閲覧することができます(「激震の記録 1995 取材映像アーカイブ」)。「アーカイブ班」では、朝日放送と共同研究という形で、この震災アーカイブを使い、さらには地震発生から1週間に実際に放送された番組を使いながら研究をしています。当時のテレビ報道は何ができて何ができなかったのか、これらのアーカイブ映像を使って明らかにしていくのが研究の目的です。
現在は当時の報道番組をひたすら見て、どのような内容が報道されていたのかを分析しています。少し大変な作業ですが、普通では見ることのできない貴重な映像の数々で、現在の震災報道との違いなど学ぶところもたくさんあります。以前、3期生の先輩方に研究の中間発表をした際、貴重なアドバイスを頂くことができました。朝日放送の方や先輩のアドバイスなども生かしながら、引き続き、分析や研究に励みたいと思います。私自身もどのような研究結果が出るのかすごく楽しみです!ご期待ください!(中本)