【4期生ブログ4】コロナ報道を分析して③

こんにちは!いよいよ4期生ブログも進んできましたね!私は今、オンライン授業になった影響で、毎日レポートに追われています。世間では、新型コロナウイルスの感染拡大でさまざまな企業で赤字が出始め、店舗の削減などの話題が多くなってきました。いまから来年の就活について心配になります。

4月に第1波が日本を襲い、現在は第2波が来て、大阪でも200人を超える日が続いています。東京でも350人を超える日々が続き、ついには最後の砦だった岩手県でも感染者が出ることになりました。日々、コロナとの闘いが続いています。

今回のゼミブログでは、前回に続き、4月のゼミで発表を行ったコロナ報道について振り返りたいと思います。私はNHKと民放の報道番組を比較し、新型コロナウイルスの報道のされ方について発表しました。まず、当時のNHKと民放の報道番組の視聴率を比較すると、NHKのほうが全体を通してやや高い傾向にあることが分かります(図参照)。これはNHKでは事実を中心とし、素早く適切な情報を伝えることに重きを置いていることが要因かもしれません。その一方で、民放も、例えば「給付金の対象者」などをめぐって、視聴者が曖昧な線引きに振り回された際、コメンテーターの解説などで分かりやすく説明していました。

NHKでは端的な事実関係を伝えようとしているのに対し、民放では独自の視点で情報を伝えていたように思います。また、4月7日の緊急事態宣言の発表時、一斉に各局が特別番組を放送し、どのチャンネルをつけても会見の模様が報道されていたのも印象的でした。NHKや民放の枠組みを超えて、テレビ越しに「緊急性」が求められていたことが分かる瞬間でした。

これからもコロナに十分気を付け、みんながマスク着用し、手洗い・うがいを徹底しながら、この状況を乗り越えていきたいと思います。(寺西)