【5期生ブログ5】ゲスト講義

こんにちは!7月に入り、気温も上がって夏の到来を実感しています。関西大学では新型コロナウイルスの接種会場となっているため、周りでもワクチン接種をする人が増えてきました。

今回は5月に行われたゲスト講義を紹介します。ゲスト講義ではテレビ朝日の松井英光さん来ていただきました。松井英光さんはテレビ朝日のプロデューサーなどをされてきた方で、現在はテレビマンとして以外に研究者としても活躍されています。近著に『新テレビ学講義』(河出書房新社、2020年)があります。緊急事態宣言中での講義だったため、Zoomで講義をしていただきました。こうした遠方から講義していただけるのはZoomならではだと感じました。

松井さんの講義では主に「テレビの編成」の歴史について話をしていただきました。従来は視聴率優先の「送り手」と創作意欲優先の「作り手」が混合していた状態でテレビ研究がされていたのですが、松井さんはそれを分けた独自の考えを提示されていました。テレビ局の中で制作を中心とする「作り手」と、制作を中心とはしない「送り手」との関係で見てみると、1953年から始まる日本のテレビ放送は第1期から第5期とそれに現在も含めた6つに分類されます。「作り手」が「送り手」から分類していた「制作独立型モデル」から番組の制作に編成の影響力を強めるようになった「編成主導型モデル」へと変化した流れなどは、とても興味深いものでした。

また、プロデューサーとして関わった番組のお話や、テレビマンであり研究者であるからこそ見える視聴率についての貴重なお話も聞けました。私自身、日本のテレビの歴史とその裏側で「編成」という仕事がどのような効果を持っていたのかを知ることができ、テレビの未来を考える視点としてとても勉強になりました。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のゼミ生ブログもお楽しみに!(喜多)