こんにちは!松山ゼミ6期生の利根川です。今回のブログも、文献発表について取り上げたいと思います。今回、私は日本大学法学部新聞学研究所、米倉 律・小林義實・小川浩一編『ローカルテレビの60年--地域に生きるメディアの証言集』(森話社、2018年)を読みました。この本は、開局から現在まで、さまざまな苦境に立たされてきた地方民放局員へのインタビューを通して、地方ローカル局と地方社会・文化の役割や問題について解説したものです。北は北海道、南は沖縄と全国各地の12局のローカルテレビにインタビューを行っていて、それぞれの地域の事情の違いから、ローカルテレビについて学ぶことができました。なかでも北海道放送と中国放送のインタビューが興味深く感じました。ゼミはまだ始まったばかりなので、今回学んだ知識を活かし、皆と切磋琢磨しながら研究や発表の技術を高めていけたらと思います。
前回のブログにもあった通り、今回の文献発表はこれから始まる共同研究の足掛かりとなるものです。共同研究では、他のゼミ生と協力しながら、文献調査を行っていきます。複数人で行うため衝突やすれ違いもあるかもしれませんが、さまざまな角度から物事を考察できるようになるので、より楽しく、より深い研究にしていけたらと思っています。グループ分けも決まったので、これから本格的に研究テーマを決めて、チームの皆と研究を進めていく予定です。最後まで読んでいただきありがとうございました。次回のブログ更新も楽しみに!(利根川)